過去の私へ

いま私はとても楽しく難易度は高いけれど、大学の法学部で学んだことを活かして仕事をしています。


2年前まではとっても酷い環境にいたけれど、今は人に恵まれています。

人を信じられなくなった時も、

何もかもが嫌になって自分以外の人間を殺してしまいたくなった時も、

ひたすらひとりで泣いて泣き疲れて寝た時も、

もう生きられないと思ったけれど負けん気で乗り越えられました。


ずっと自分のいろんな性質、たとえばやたら質問すること、好きなことを追求すること、

それを周囲が受け入れてくれないと思っていたけれど、

大学に入ってそれは劇的に変わってきます。

私が私であることを、そのままであることを受け入れて評価してくれる人ができます。


嫌味だとか自慢だとか言われて虐められたり否定された私の特技は、

強みとなって良い友人や金銭をもたらします。

よく間違えられてとっても嫌だった下の名前も、

それがきっかけでとても素敵な弁護士さんに覚えられて可愛がってもらえます。


凄まじい悲しみに襲われてもう生きられないと思う出来事もあります。

だけど、いろんな人と会っていろんな事を話して乗り越えられる気がしています。

まだわからないけれど。


友達が少ないことを、気にしていないようなフリをしていたけれど

少なくても良い友達がいればいいと思えるようになりました。

私が私の好きなところだと思って大事にしていたこと、

たとえばとってもお洋服が好きでセンスを磨き続けたことやおばあさまから教えていただいたお料理、

母親から教えてもらった愛情深さ、それらを尊重してくれる人が現れます。



思っているよりも、想定していたよりも、良い時間を、何より私の人生を生きられています。


良き時間を、お過ごしください。